トランプ米大統領の気が狂ってると話題に

ドナルド・トランプ

ドナルド・トランプ氏(79)、第47代アメリカ合衆国大統領は2021年に「Truth Social」という独自の SNS を立ち上げました。 それゆえ、熱心なトランプ支持者やジャーナリストでもない限り、彼が普段どのようなことを発信してるのか知らない人は多いと思います。日本語に非対応なので日本人はなおさら知らない人が多いでしょう。

しかし、先のイランのホルムズ海峡封鎖を受けて、トランプ氏が2026年4月5日イースター(キリスト復活祭)にした投稿が世界中で話題になりました。

Tuesday will be Power Plant Day, and Bridge Day, all wrapped up in one, in Iran. There will be nothing like it!!! Open the Fuckin’ Strait, you crazy bastards, or you’ll be living in Hell – JUST WATCH! Praise be to Allah. President DONALD J. TRUMP

火曜日は“発電所の日”であり、“橋の日”でもある(爆撃する日)――イランではそのすべてが一つにまとまる。こんなものは前代未聞になるだろう!!!
あのクソったれの海峡を開けろ、この狂った野郎どもめ。さもないと地獄で生きることになるぞ――よく見ていろ!
アッラーに称えあれ。

大統領 ドナルド・J・トランプ

https://truthsocial.com/@realDonaldTrump/posts/116351998782539414

なかなか米国が出した停戦案に応じないイランにしびれを切らしたトランプ氏は発狂とも呼べる投稿をしました。

イランの外交官はこれに対し、冷静に反論しています。

「イランは48時間どころか、48年間もずっと最後通牒と期限に直面してきた。

イラン人は石器時代でさえ、礼儀正しく威厳を持って話していた。相手側の無礼さの理由は、心理学者が調べるべきだろう。」

その後、イランはAIミーム動画を投稿しトランプを茶化しました。トランプはイランが何も動じていないことを見るや”文明ごと消し去る”と脅しはじめました。

A whole civilization will die tonight, never to be brought back again. I don’t want that to happen, but it probably will. However, now that we have Complete and Total Regime Change, where different, smarter, and less radicalized minds prevail, maybe something revolutionarily wonderful can happen, WHO KNOWS? We will find out tonight, one of the most important moments in the long and complex history of the World. 47 years of extortion, corruption, and death, will finally end. God Bless the Great People of Iran!

今夜、一つの文明が丸ごと消え去り、二度と戻ることはないだろう。私はそんなことが起きてほしくはないが、おそらく現実になる。しかし今や、完全かつ全面的な体制転換が実現し、より賢明で過激でない人々が主導するようになったことで、もしかすると革命的に素晴らしい何かが起こるかもしれない。誰にもわからないが。今夜、私たちはその結果を目にするだろう。これは世界の長く複雑な歴史の中でも、最も重要な瞬間の一つとなる。47年にわたる搾取、腐敗、そして死の時代が、ついに終わるのだ。偉大なるイランの人々に神のご加護を!

https://truthsocial.com/@realDonaldTrump/posts/116363336033995961

当然ですが、この投稿は核兵器の使用を連想させるもので、トランプは記者会見で核兵器を使用することはないと自ら弁明しなければなりませんでした。

元MAGA派もトランプ氏を痛烈に批判

マージョリー・テイラー・グリーン氏はトランプ氏の投稿を痛烈に批判しました。

マージョリー・テイラー・グリーンとは?
共和党に所属していた元連邦下院議員で、去年まで強烈なタカ派・MAGA派の代表格に一人とも呼ばれる人物でした。しかしエプスタイン問題で全記録を公開するよう要求したことでトランプと対立。去年11月に下院議員を辞職しました。

これは復活祭の朝に、ドナルド・トランプ大統領が投稿したものです。
彼の政権内で自分をキリスト教徒だと主張する者は皆、ひざまずいて神に許しを請い、大統領を崇拝するのをやめ、トランプの狂気を止めるべきです。

私はあなた方全員と彼のことを知っていますが、彼は正気を失っており、あなた方も全員それに加担しています。
私はイランを擁護しているわけではありませんが、この問題について正直に考えるべきです。

海峡が封鎖されているのは、アメリカとイスラエルが何の挑発も受けていないのにイランに対して戦争を始めたからです。その根拠は、何十年も語られてきた同じ核に関する嘘、すなわち「イランは今にも核兵器を開発する」というものです。

では、実際に核兵器を持っているのは誰でしょうか?
それはイスラエルです。

彼らは、アメリカが彼らの戦争を戦い、罪のない人々や子どもたちを殺し、その費用を負担しなくても、自国を守る能力があります。

トランプが発電所や橋を爆撃すると脅していることは、イランの人々を傷つけています。まさにトランプ自身が「解放する」と言っていた人々です。

復活祭という日にこそ、私たちキリスト教徒は、神の子が私たちの罪を完全に赦すために死に、そして復活したことを思い出すべきです。イエスは、互いに愛し合い、赦し合うよう命じました。敵であってもです。

我々の大統領はキリスト教徒ではなく、その言葉や行動はキリスト教徒によって支持されるべきではありません。

政権内のキリスト教徒は平和を追求すべきです。大統領に平和を築くよう促すべきです。
人々を傷つける戦争をエスカレートさせるのではなく。

これは、2024年に圧倒的な支持で投票したアメリカ国民に約束したことではありません。私は誰よりもそれをよく知っています。

これは「アメリカを再び偉大にする」ことではありません。これは悪です。

https://twitter.com/FmrRepMTG/status/2040789438494585175

グリーン氏が言うように、今回の戦争は米国が一方的に仕掛けたものです。さらに過去に何度もイスラエルと米国により、攻撃を受けているイランとしては恒久的に攻撃されない、という確約をして貰わなければ交渉の席につくこと自体難しいです。

イラン革命防衛隊海軍はホルムズ海峡はアメリカとイスラエル、それに関係する国には二度と戦前と同じようにはならないだろう、と宣言しています。

Iran’s Revolutionary Guard Navy warns Strait of Hormuz will ‘never return to its former state’ for US, Israel

イラン政府は第一次トランプ政権下から続いている米国による強力な経済制裁により、経済は疲弊、さらに様々な人権問題を抱えており、デモや暴動が頻発していました。しかし、米国とイスラエルが大規模な爆撃を行った現在、イランの国民の怒りは自国政府よりも外に向かっているため、新政府の擁立の動きすらないようです。

現在、共和党内でも米国憲法修正25条を適用し、トランプを追放する動きも出てきているようです。「Epic Fury」は米国史上最悪の軍事作戦との呼び声が高く、トランプ政権がどのように収拾をつけるのか世界中が固唾を呑んで見守っています。

合衆国憲法修正第25条の発動でトランプ氏の事実上解任求める声も

【分析】合衆国憲法修正第25条の発動でトランプ氏の解任求める声、超党派で突如高まる
合衆国憲法修正第25条を巡る議論が再燃している。近年、議員らは憲法に定められた大統領解任のための手法を何度も取り上げてきた。そして、2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件が起きた当初に多くの人が考えていたよりも、トランプ大統領の閣僚らは...

おわり

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